気になる夏の虫対策 蚊やコバエ 簡単な予防とハーブの活用は?

梅雨から夏。どんどん虫が増えてきます。あ、いつの間にか蚊に食われてる!
プ~ン、、、蚊の音がする!コバエがそこらじゅう飛んでいて不快~~
いつの間にか侵入してきている蚊やコバエ。。。夜中の蚊の音は気になると夜も眠れませんね。蚊やコバエの進入ルートは?何をエサにやってくる?
侵入を抑える、繁殖させないコツを知って、快適な夏を過ごしましょう。

虫対策 蚊やコバエはどこから侵入する?

網戸を閉めているのに、いつの間にかキッチンにコバエが?寝ているときの蚊はどこから?
蚊は家の中では発生しません。必ず外から!進入します。

虫対策 蚊の進入は玄関

蚊の進入ポイントは、まずは玄関。「ただいま~」と帰ってくるときに一緒に入ってきちゃっているのです。宅配が来て、何気なく荷物を受け取るときも、実はす~~っと入ってきています。最近は、食べ物の配達も増えてきています。玄関のやりとりは時間が短いといえど、進入経路の一つなので、注意が必要です。

虫対策 蚊の玄関からの侵入を防ぐ

玄関を開けて入るだけで、蚊も一緒に素早く入ってこれるのは何故でしょう。

蚊は、人間の体温と二酸化炭素に反応しています。
蚊の触角は、熱を察知します。遠くの人の体温にも素早く反応します。
そして蚊のあごひげが二酸化炭素を察知します。二酸化炭素は、人間の呼吸、皮膚呼吸でも排出されます。人との距離が10m離れていても、体温と二酸化炭素の反応で、蚊は人の存在が分かるそうです。そして、10秒もあれば、十分に人に接触できるくらい、素早く飛べるそうです。

蚊はオスもメスも吸血しますが、特に産卵前のメスは「吸血意欲」が高いため、素早く!飛んでくるようです。玄関前で「あれ、鍵どこだったかな~」なんて探しているうちに、すーっと近くに寄ってきて、「ただいま~」と帰宅するときに、蚊も一緒に入ってきちゃうんですね。

工夫としては、玄関前にいる時間を極力減らすことです。車から降りるときに家の鍵も手に握っておくなどして、さっと玄関に入ることで、蚊の進入を抑えることが可能です。

玄関先に虫が嫌うハーブを育てることも虫除けになります。昆虫忌避作用(こんちゅうきひさよう)といって、虫が嫌がる匂いを持つ植物は、虫が寄り付かないのです。ゼラニウムは蚊よけの効果がありますので、戸建てのお家では時々見かけます。進入しやすい玄関先や窓の近くに植えて置くのも、いいですよ!

虫対策 コバエ、蚊は窓、網戸から侵入

蚊は、窓からも進入します。「えっ?網戸ちゃんとしてるよ!」と思いますが、実は、網戸をしていても、網戸と窓の間から入ってきちゃうのです。

これは窓の開け方を知っていれば大丈夫です。通常、右側と左側に窓がスライド式にあって、その外側に網戸があります。網戸は室内から見て、どちら側に置いていますか?

以前、一級建築士さんとお話することがあって教わったのですが、日本の家屋は、右側に網戸を設置する作りになっています。そう知って見てみると、確かにそうです。部屋の中から見て、一番内側が右側の窓、2番目が左側の窓、そして一番外側の3番目に網戸、という3層になっています。

右側に網戸を置くことで、サッシの枠同士がしっかりと重なり、隙間がなくなります。ここからの蚊やコバエ、虫の侵入は防げます。
もし左側に網戸を置いたとしても、左の窓を【全開】に開けることで、枠同士がきっちり重なり、隙間がなくなります。窓を中途半端に開けると、窓と網戸に隙間が出来て、そこから蚊は進入してきます。

網戸の位置、窓の開け方を気を付けると、蚊や網目より大きな虫は入ってこれません。しかし、網戸を左側に置いたまま、左側の窓を中途半端に開けると、隙間ができてしまい、そこの隙間から難なく蚊は入ってきます。右側に網戸を置き、右の窓のみを開けるようにすると、隙間が空かないので虫は進入できません!

分かりやすく、網戸は右側、左の窓は固定にし、窓を開けるときは右側だけする!をルールにしておくといいですね。

わたしも知ってからは網戸は右側にするようにしました。しかし、あれ?蚊が入ってくる?なぜ?と思ったら、庭に出ていた主人がしっかり網戸を閉めず、3cmくらい空いていたことがあります。これは仕方ありませんね。。。しかし、ちょっとした隙間でも、虫は入ってくるんだ!と実感しました。虫は、家の中に食べ物が在ることを察知して入ってきます。蚊は体温、二酸化炭素も10m先でも探知して外で待機しています。玄関、網戸の近くは是非気を付けてくださいね。

コバエ対策 網戸をすり抜けるコバエは?

コバエは、いつの間にかキッチンや生ごみにいますが、最初は網戸から侵入してきています。日本の家でよく見かけるコバエは4種類です。キッチンでよく見かけるショウジョウバエ、ノミバエ、植木鉢にいるクロバネキノコバエ、そしてお風呂場にいるチョウバエです。

一般的な網戸は、18メッシュの網戸。縦横に交差した網目は1.15mm四方の細かい穴が開いています。コバエは1mmはスムーズに入ってきてしまうのです。網戸で防いでいるつもりでも、実はコバエにとっては障害でもなんでもないのです。コバエくらい網戸で防げていると思っていたので、知ってショックでした。

虫対策 簡単!網戸の貼り替え

コバエが気になるお宅は24メッシュの網戸に張り替えることをお勧めします。24メッシュの網戸は、0.84mm四方の細かい網目になり、かなりのコバエが侵入できなくなるようです。

網戸の貼り替えは簡単です。
<材料>網戸のメッシュ(枠より大きいサイズ)、溝に埋め込む専用ゴム、溝にゴムを押し込むローラー、網戸専用のカッター

道具を全部揃えても1000~1500円程度で済むようです。網戸のメッシュはホームセンターで普通に販売されています。自宅の網戸の冊子のサイズを確認し、それを覆うような一回り大きいサイズにします。網戸のメッシュを外したサッシに、専用のゴムとゴムを溝に押し込む道具、最後に余分な網戸をカットする専用のカッターがあればすぐに張り替えることができます。

虫対策 網戸用の虫よけスプレー

もともと皮膚が弱い方で、虫刺されがとてもひどくなるような方には、メリットデメリットを考えて、しっかりと虫除けが出来る環境を作る方が、身体に負担がない時もあります。

フマキラー、アース製薬など、網戸用の虫よけスプレーは10種類以上あります。薬品ですので、毒になる成分もあります。
既製品のスプレーで必要なことは、どの虫を狙った虫除けか? 毒性になる成分は? 有効期間は?
を見ることです。窓から侵入しやすい蚊とコバエに集中した虫除けスプレーもありますし、それ以外の虫、カメムシ等が対象のものもあります。1回使用するだけで長期間持つものは、何かそういった仕掛けがあるか?毒性が強い物か?も気になる方は確認した方がいいでしょう。

わたしも自宅には、自作の虫よけアロマスプレーやハーブで十分ですが、キャンプやアウトドアに行くときに、家族の意見も聞いて「利便性と毒性を分かった上で」その時だけ使うこともあります。アロマスプレーは薬剤のように何時間も持続性がありません。その時の環境によって使い分けることもアリです。

虫対策 アルコールスプレーが有効

キッチンでコバエを見ても、食べ物や食器が置いているキッチンで、殺虫スプレーを使うのがためらわれます。その時はアルコールスプレーが役立ちます。今は感染予防などで、アルコールスプレーの種類もいくつかあります。

アルコールスプレーは直接、殺虫剤にはなりませんが、スプレーで吹きかけると、虫の羽が濡れて飛べなくなります。その時にさっとティッシュなどで拭き取ると、人体に害がなく綺麗にできます。キッチンに一つ置いておくと、生ごみの処理の時にも便利ですよ。

家の周りの蚊の発生を防ぐ方法

蚊はどうやって発生するかというと、、、水に産卵するので、水のある所は蚊が繁殖しやすいです。ベランダや庭にたまりやすい水を、溜まらないようにしたり、定期的に捨ててしまうことで、かなり蚊の繁殖、侵入を抑えられます。
蚊はおちょこ一杯の水(約20~30cc)の水があれば、そこに200個の卵を産みます。水を溜めないようにしましょう。

○植木鉢の水受け皿は、1週間程度で受け皿の水を定期的に捨てる事。
○じょうろやバケツは使用後はさかさまに置きましょう。
○ごみ袋も、外に出しがちですが、専用の箱を作って入れるか、雨の時は外に出さないようにしましょう。雨が降って、ビニールに水が溜まるとそこから一斉に発生します!注意してください。

少量の水で、蚊が200匹!恐ろしい数です。びっくりしました。ちょっとした水たまりが産卵場所になることを知っておくと、道具のしまい方も工夫しなきゃ、、と思います。

キッチン/お風呂/庭のコバエを防ぐ方法

繁殖しやすい場所によってコバエの種類も異なります。気付いたら家の中にコバエがたくさん!って嫌ですよね。どの栄養が好きで、どこで繁殖しやすいか?を知っていると、コバエの数も防げます。

コバエ対策 キッチン

コバエは生ごみが大好きです。生ごみの臭いに引き寄せられ、いつの間にかキッチンの三角コーナーやゴミ袋に発生しています。生ごみは小まめに水を切り、しっかりと口を縛って捨ててください。口が開いているとショウジョウバエが繁殖しやすく、出入りするので、他の食材にもコバエがついたりしてしまいます。

生ごみの中でも、特に腐った野菜や果物、特にバナナの匂いに引き寄せられるそうです。果物の皮の匂いは、すぐ臭くはなりませんが、コバエにとっては絶好の食べ物!早めに口を縛って捨てましょう。

発酵食品の香りも、コバエは大好きなので、醤油やミソは冷蔵庫保管がいいですね。パンもコバエがつきやすいので、大き目のビニールやジップロックなどに入れて保管しておくと虫がつきません。パンは冷蔵庫に入れると一気に固くぱさぱさになるので、入れないようにしましょう。

コバエ対策 お風呂

お風呂に発生しやすいチョウバエは、チョウのような広がった羽を持つ事が由来のコバエです。確かにお風呂でよく見かけますが、好物は、お風呂によくあるヌメリです。お風呂場の掃除をこまめにすること、コンディショナーが床面に残っていると、そこがすぐヌメリになったりするので、最後にざっとお湯とスポンジで床を綺麗にすると、ヌメリが発生しにくく、コバエも繁殖しません。浴槽のエプロンが外せるタイプは、半年に一度くらいのペースでも、洗っておくとコバエの繁殖が抑えられます!

コバエ対策 植木鉢の周り

クロバネキノコバエという土に産卵するコバエは、大切な植木の周りを飛んでいます。腐葉土を好むんで、有機質の土に卵を産みます。植木鉢の土も、赤玉土という無機質な土を2cmくらいの幅を載せておくと、卵を産まなくなるので繁殖しずらいそうです。

もう一つ、自然成分の木酢液(もくさくえき)をスプレーすると、虫が嫌がるので、有効です。木酢液は人体には害がありません。

木酢液は、農薬をあまり使いたくないガーデナーの方々がよく使う、農薬代わりになる虫除けです。土壌の細菌の働きを強める効果もあるそうで、濃度を変えて、虫除けに使ったり、土壌に使うことのできる液体です。

木酢液は、自分でも作れますが、少し手間がかかりますので、まずはホームセンターで販売されているのをチョイスして使ってみることをお勧めします。ネットでは安価の粗悪品もあるようです。まずは既製品を手に取って、どんなものかを知ってから購入すると安心です。

虫除け ハーブを育てる

玄関や網戸から侵入する虫が多いということは、そこに虫が嫌うハーブがあると虫除けになります。植物が虫除けになるなんて、一石二鳥です!昔、樟脳(しょうのう)という虫除けをタンスに入れていましたが、アロマ成分の「カンファー」になり、スーッとした香りになります。それは人間には爽やかに感じますが、虫が嫌がる香りなので、虫除けになるのですね。

虫除け ゼラニウム

一戸建てのお家で一番よく見かける虫除けハーブは、ゼラニウムです。アロマでも、使いやすい精油です。ゼラニウムは、種類がたくさんあるので、厳密に言うと、精油で使うゼラニウムと、一般家庭で栽培されるゼラニウムは、同じゼラニウムでも、種類は違います。それでも、虫除けとしての働きと、育てやすいこともあり、お勧めハーブNO.1です。

ホームセンターや、苗を置くような大きなお花屋さんではよく見かけます。センテッドゼラニウムが一般的で、葉に香りを強く持ちます。ピンクの花をつけるので、かわいいですよ。

虫除け ラベンダー

アロマで馴染みがあるラベンダーは、実は虫が嫌う香りを持っています。春先にはホームセンターで苗が販売されるので、そのタイミングで苗から育てるのがよいです。花をドライにしてポプリにすることも出来ます。馴染みがあるハーブですが、実は香りには好き嫌いがあります。ラベンダーの香りが好きな方にはお勧めです。

虫除け ユーカリ

こちらも苗で販売されています。ユーカリは、すっとした香りで、風邪の初期症状なども和らげてくれる大好きなアロマの一つです。レモンユーカリはユーカリの仲間で、香りの鋭さが柔らかく、より好まれる香りです。どちらも育てやすいハーブです。

ユーカリは、コアラが大好きな食べ物って知っていますか?コアラが木によじ登りながら食べているあの木の葉っぱです。ユーカリは大きな木になりますので、剪定をしっかりしないと、どんどん枝葉を広げていきます。鉢植えだとしても、剪定が必須ですので、少しお手入れが必要だと知って育ててください。

 

ハーブは、殺虫効果はありません。あくまで虫除け目的です。玄関や窓近くに置いて、楽しみつつ、自然に虫を予防する優しい方法です。アウトドアや目的によっては、しっかり虫除けをしたい、見つけたときには殺虫したい!ときには、既製品の薬品扱いのものを使用することをお勧めします。メリットとデメリットを知って、生活に役立てることが一番だと思います!

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