アロマティカスはゴキブリが嫌う最強植物?虫除けハーブとアロマ

暖かくなると虫が動き出します。
冬から春、暖かくなってくると、、、え?どこから?というくらい色んな虫が登場します。蝶が舞うくらいだったらいいのですが、夏を迎える前になると、出てくる!あの大きく黒い飛ぶ、、、そうゴキブリ!繁殖力が強いゴキブリ。できれば出会いたくないのが本音。

殺虫剤は人体に害になる成分があるので、できればあまり使いたくない。ホウ酸団子も小さい子がいるときは、あまり使いたくないものです。

人体に害がなく、ゴキブリに出会わない素晴らしいもの。。。実はゴキブリが嫌う植物や香りがあるのです。ゴキブリが嫌うハーブについて解説です。

アロマティカス ゴキブリが嫌いな植物?

アロマティカスという植物、名前からしてアロマの香りがしそうです。

アロマティカスは、シソ科の非耐寒性多年草です。正式な学名はPlectranthus Amboinicus シソ科プレクトランサス属の多肉植物です。

よく見ると白い産毛に覆われています。ぷっくりしていて、多肉らしい愛らしさがあります。一般的に多肉植物は香りがあまりないものが多いですが、このアロマティカスはミント系の香りがします。このミント系の香りはゴキブリが嫌いな香りです。そのまま部屋に置いておいても香りがします。葉を少し指で触ると、もっとその香りを楽しむことができます。

ゴキブリが出没しやすいのは、キッチン周りをはじめとした、水周り。排水溝を辿ってくることもあります。出やすいところの近くに置いておくことで、防虫効果、防ゴキブリ効果が発揮されるのです。

アロマティカスでゴキブリ対策 どこで売ってる?

アロマティカスは多肉植物の中でも比較的よく見られるものです。ホームセンターに置いてあります。値段は、小さめ苗サイズでしたら3~400円であります。しっかり根付いて成長しているもの、鉢に入っていれば2,000円ほどするものもありますが、多肉植物の価格帯としては、あまり高くないものです。

小さな置物のように安価で販売されていることもあるかもしれません。日が当たっていない細いものよりも、ある程度日に当たり、ぷっくりしたものが元気なアロマティカスです。ホームセンターの園芸コーナーが適度に日もあたり、リーズナブルです。

アロマティカスでゴキブリ対策 どう育てる?

ここまで聞くと、ゴキブリが出没しそうなところに、全てアロマティカスを置いておきたい気持ちになると思います。何個買わないといけないだろう?と心配にならず、大丈夫です。アロマティカスは(多肉植物も)、増やすことができます。

アロマティカスをはじめとした多肉植物は、湿気、強い直射日光、低い気温が苦手です。そこを押さえておくと、水やりも頻繁にいらず、手もかからず増やすことができます。

アロマティカス 育て方 日当たりのよいところ

アロマティカスは、日光をあてます。多肉植物は多くの水分を含み、真夏の暑い日差しは、葉が煮えてしまい、枯れてしまいます。真夏日は、日陰に置くか、室内に移動してあげましょう。室内の虫よけとして、何カ所か置いておきたい場所の候補があるかと思います。家の中の比較的、日の当たるところに置いておきましょう。短い時間でも日に当たっている方が元気です。置きたい水周りに窓がなければ、時折移動して日光にあてておくといいですね。日が当たらないと葉がほそり、間延びしたようになります。多肉らしいプクプクした肉感は日光が大切です。

アロマティカス 育て方 風通しのいいところ

アロマティカスは湿気が苦手で、風通しのいい乾燥したところを好みます。土は、水はけのよい多肉植物用の土、または観葉植物用の土をお勧めします。水はけが悪いと、根腐れして、すぐにダメになってしまいます。水を頻繁にあげるのもよくありません。土がしっかり乾くくらいを目安に、水やりをします。水を必要とする春~夏は週1程度を目安に、冬は月に1~2回でも十分です。その時の土の渇き方と、アロマティカスの固さなどを観察しながら水やりしましょう。梅雨時期は湿気が多いので、多肉植物全般、あまり水をやらなくても大丈夫のようです。水が葉にたまらない程度に霧吹きをかけたり、葉の様子をみながらにしましょう。

水やりも、水差しで、直接土に差し込むようにするとよいです。葉っぱの奥に水滴が溜まると、そこから腐りやすくなります。同様に、雨に濡れないように気を付けましょう。

アロマティカス 育て方 低すぎる気温は苦手

アロマティカは冬の寒さは苦手です。気温が10度以下になるようなときは、外に出さず、室内に置くといいでしょう。

アロマティカス 増やし方

アロマティカの増やし方は簡単です。ある程度育ってきたら、好きな長さで1本ハサミでカットします。5cmくらいを目安に、水や土に刺す分、下の葉は取り除きます。しばらく水につけておくと根がでますので、それから土に植え替えます。適度な日光や風通しのよいところで育てると、また増えてきます。育てやすい植物です。家の色々なところに置くのも楽しみですね。

アロマティカス 食べ方

アロマティカスをハーブティにして飲んだり、食事のアクセントとして一緒に調理することもできるようです。ハーブティは、葉を何枚か折って、熱いお湯にしばらく入れておくと、爽やかな香りが移りますが、私自身はまだ食べたことはありません。

ホームセンターで販売されているのは、「食用」ではありませんので、それまでの薬剤、肥料など、どのように育ってきた方が分かりません。自宅でしばらく育ててからの方が安心です。

 

ゴキブリ対策 アロマ(精油)

ゴキブリが嫌うアロマ(精油)の香りがいくつかあります。アロマ(精油)は何でもいい、わけではありません。100%植物から抽出されたエッセンシャルオイル、精油、と明記されたものを使ってください。アロマの選び方については、こちらをどうぞ。

アロマ(精油)には、昆虫忌避作用(こんちゅうきひさよう)と言われる、虫が嫌う香りを発する作用を持つものがあります。害虫から身を守るための香りなのですね。ゴキブリに効果がある精油はこちらです。

ゴキブリ対策 アロマNO.1 ベチバー

ベチバー精油【イネ科】。少し土くさいオリエンタルな香りがします。好き嫌いがある香りです。どちらかというと男性的な香りで、男性用のコロンに使われることもあります。

このベチバーですが、2008年1月10日読売新聞の記事に、100%ゴキブリを阻止することが研究発表されました。ベチバーの原産国であるインドネシアでは、ベチバーを以前から虫除けに使っているそうです。まさに、人体に無害な逸品!です。

※イネ科アレルギーの方は使用しないでください。

ゴキブリ対策 アロマ ミント系

ミント系は、シソ科の植物です。葉っぱを指で触ると、ミントの香りが爽やかに香ります。購入しやすいミント系の精油は、ペパーミント、スペアミント、ハッカ油などがあります。ミントのスッとした香りがゴキブリが苦手な成分です。

ゴキブリ対策 アロマ オイゲノール系

オイゲノールは香りの成分の一つで、ゴキブリが苦手な成分です。このオイゲノールを含んでいる精油が2種類あります。

クローブ(和名:丁子ちょうじ)【フトモモ科】釘のような形をしたとてもスパイシーな香りの植物です。感染症予防によく使われる精油の一つですが、ゴキブリが苦手な香りです。

シナモン【クスノキ科】こちらも感染症予防に使われます。しらみの駆除に使われた歴史もあるんですよ。精油より、お茶の香りづけのシナモンスティックや、アップルパイにかけるシナモンパウダーの方がよく知られているかもしれませんね。カレーのスパイスにも入る一つです。

ゴキブリ対策 アロマの使い方

上記のアロマで、1種類でもいいですし、2~3種を混ぜ合わせてもOKです。何種類か混ぜ合わせた方が、香りのバランスがよくなりますので、香りを楽しみながら防虫ができます。

ゴキブリ対策 ①アロマスプレー

一つはスプレーです。アロマスプレーは、精油と無水エタノール、精製水を使います。作り方の記事も参考にされてください。

ゴキブリの侵入を防ぎたいので、窓の近く、網戸にスプレーをします。ゴキブリは2mmほどの幅があれば、隙間からも侵入します。玄関にもスプレーしておくといいですね。スプレーは揮発しやすいので、あまり長く効果は持続しません。数日おき、長くても1週間に1回はスプレーをしっかりしておきましょう。

ゴキブリ対策 アロマの使い方 ②コットン/重曹

コットンに精油を1~2滴垂らします。または、容器に重曹を入れて、それに精油を垂らします。重曹は100ccくらいに対して4~5滴垂らせば十分です。窓の近く、玄関などの入り口近くに置いてください。1週間くらいを目安に精油を垂らしてください。

ゴキブリ対策 緊急時のアルコールスプレー

精油には、すぐ殺虫するほどの力はありません。もし、出会ってしまったら、その時はアルコールスプレーをお勧めします。アルコールは濃度が高い方がいいです。アルコール除菌スプレーが使えます。殺虫剤代わりになります。ゴキブリや昆虫は、口からの呼吸ではなく、体全体で酸素を取り込み呼吸をしています。虫の表面は身を守るように油で覆われていますので、その油を分解する中性洗剤、アルコールが有効になります。とても即効性がありますので、殺虫剤としても1本置いておくといいですね。

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