多肉 秋は寄せ植え クアトロさんミソップさん寄せ植え教室に参加しました/お手入れ編

午前の販売会に続いて、クアトロさん、ミソップさんの「多肉お手入れ教室」が開催されました。販売会編に続き、再び、お二人の苗を使っての教室です。
すごい贅沢感満載です。

今回使う苗は、クアトロさんのエケ苗から自由に一つと、ミソップさん苗から決まった苗一つ。合計2苗でお手入れの練習でした。

多肉 お手入れ 植え替え

植え替えで選んだ苗は、クアトロさん苗の「デリナ×ジャッカル」。

ジャッカルは時々聞いたくらいの名前であまりよく知らないのですが、目があった感じがしたので選びました。葉数が多めのかわいい多肉です。

多肉 植え替えのタイミングと水やりは?

多肉を購入したら、そのまま置いておくよりも、自分が育てている土に入れ替える方が、水やりやお手入れがしやすく、また家の環境にも合うので、まずは植え替えをしましょう、とのこと。

今回植え替える土は、クアトロさんが用意された土で、ブレンド配合がよく分かりませんでしたが、しっとりしていて少し水持ちもよさそうな土です。

A-25にすでにセットしてありました。

枯葉を取り、根っこを全体の2/3くらいカットし、古い根にさようなら。。。ちょっと勇気がいりますが、秋は根の成長もグングン育つそうなので、今の時期は根をカットしてもリスクはあまりないようです。

カットしてピンセットでグリグリと押し込むと、あっさりと植え替え終了です。

根っこをカットしたので、できれば水やりは2~3日してからがいいです、とのこと。多肉植物の植え替えのときに、茎をカットしたり(胴切り)、今回のように根をカットしたときは、切り口が乾いてからお水を上げる方がいいそうです。

これは多肉植物を扱う人によって、意見も違うところで、カットしてすぐ水やりをしても大丈夫!という方もいますが、基本的には乾かしてからの方がリスクはより少ないようです。でも「秋」は多肉にとってベストシーズンなので、どちらでも大丈夫です!といったニュアンスでした。

わたしは家に持って帰って翌々日にちょろっと水やりをしました。

多肉植物 増やす極意 胴切りとは

多肉植物の増やし方に「胴切り(どうぎり)」があります。
それは名前の通り、多肉の苗本体の上と下をカットして分離させる増やし方です。

このときの教材苗はミソップさん苗の「ラウリンゼ×だるまプレドニス」。
葉先が赤く染まっていて爪もあり、とてもかわいい苗です。

これを胴切りするのは勇気がいります。が、教室ではクアトロさんの指示でどんどん進んでいきます。

釣り糸やテグスのようなものがあればカットできますが
カットする際に手を傷つけないように、安全のために割りばしをカットしたものに巻き付けます。

両側に糸を堅結びをして、、、ぐるりと巻き付きて、糸を少しずつひっぱると胴体部分、茎にフィットする感じがあります。そこまで来たらはい!引っ張ってカット!

こんなに綺麗に切れました!

多肉の茎が太くて固い時は、少し力がいるので、割りばしなどに巻き付ける方が手が居たくないかもしれませんが、中くらいのサイズの苗であれば、サクッと切れる事の方が多いので、やりやすい方でいいと思います。

 

多肉の胴切り その後の植え付け 管理の仕方 根っこの方

根っこの方には、栄養を与えてあげる方が子株が出てきやすいそうで、IBなどを1つ、置いてあげるといいそうです。早かったら2~3週間で子株が出てくるようです。子株が出るって体力がいるんですね!

頭の成長部分がなくなったことで、子株を出して成長しようとするそうです。

カットされたところは、今までは太陽にあたらなかった部分なので、そのまま日向に置くと焼ける可能性があるので、まずは明るい日陰に置いて、慣らしていくといいです。苗も生まれたら小さいので、しばらくはガンガンの日当たりは避けて成長を見てあげるといいようです。

多肉の胴切り その後の植え付け 管理の仕方 頭の方

頭の方は、自宅の土に植え直します。まだ根っこが出ていないので、2~3日切り口を乾かしてからの方がいいようです。ひっくり返しておいて乾かすか、一旦土に置いてそのまま置いておくか、でもいいようですが、乾いてから水をちょろっと上げると発根を促すそうです。

頭部分も、明るい日陰がいい、と言われていました。絶対に日陰という感じではなく、日当たりに慣れている株なので、ただ根っこが出るまでは蓄えた水を使っていくので、少し日当たりが控えめなところの方が安心、という感じでした。

たくさん水をあげるよりは、発根を促す程度に根が出る部分を湿らす感じでチョロッと上げるのがコツだそうです。

 

多肉植物 胴切り たくさん増える ワッショイ

胴切りは、少なくとも1苗が2苗に増えます!今回は葉刺しは取りませんでしたが、ここで葉刺し用の葉を取ると、葉が種の役割をして、また発芽発根していきます。

そうなると無限増殖!?できますね。大切な苗はカットするのにも勇気がいりますが、季節の急な変化や、高温多湿でムレたり溶けてダメになってしまうこともあるので、好きな苗であるほど「保険株」を作っておくと安心です。

秋は発芽発根しやすいベストシーズンなので、これは増やしたいな、、そんな苗があったら、是非勇気を出してカットしてみましょう!

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